子供が小学生から中学生にあがったときに、大人用Suica(カードタイプ)にするかモバイルSuicaにするかで悩んでいました。小学生はモバイルSuicaは利用できませんが、中学生から利用できるんです。
実際私はモバイルSuicaを利用していますし通勤定期もモバイルSuicaです。キャッシュレス派なのでとても便利です。
そんな我が家がなぜモバイルSuicaにせず大人用Suicaに切り替えたのか。その理由を解説します。
- SuicaからモバイルSuicaに移行を考えている人
- SuicaとモバイルSuicaの違いが分からない人
子供用Suicaから大人用Suicaへの切替方をまとめた記事はこちらです。
モバイルSuicaとは?
モバイルSuicaとは携帯にアプリをダウンロードして使うSuicaです。
iPhone、androidに対応していて年会費無料で利用できます。
Suica | モバイルSuica | |
入手方法 | 券売機・みどりの窓口 | アプリのダウンロード |
費用 | 500円(デポジット) | 無料 |
残高表示 | なし | あり(アプリで確認) |
必要なもの | なし(※子供用Suicaなどの一部を除く) | クレジットカード |
グリーン車の料金が安くなる
グリーン車の料金も、カードタイプのSuicaだと事前料金・車内料金の2パターンですが、モバイルSuicaからの購入だとモバイルグリーン料金の適用となります。
料金種別 | 50kmまで(平日/ホリデー) | 50km以上(平日/ホリデー) |
モバイルグリーン料金 | 780円/580円 | 1000円/800円 |
事前料金 | 780円/580円 | 1000円/800円 |
車内料金 | 1040円/840円 | 1260円/1060円 |
モバイルSuicaだといつでも事前料金での購入できるということになります。
小学生でもグリーン車の料金は大人と同額です。
乗車料金+グリーン車の料金
JREポイントはたまる?
JREポイントに紐づけられるSuicaの枚数は20枚までとなっています。ただしモバイルSuicaは1つまで。カードタイプのSuicaなら複数持っていてもJREポイントは1つにまとめることが可能です。
SuicaとモバイルSuica、両方使える?
これはYESです。実際私もカードタイプとモバイルどちらも所持しています。
以前までカードタイプのSuicaを通勤定期として利用していたので、忘れたときようの予備と買いもの用にモバイルSuicaを利用していました。
高速道路のSAにある自動販売機で飲み物を買うとき、使える電子決済が交通系ICが多かったんですよね。トイレ寄ったときにさらっと飲み物が買いたいだけだったのでそのタイミングでモバイルSuicaのアプリをダウンロードしたのがきっかけで使い始めました(笑)
残高の共有はできない
併用はできるのですが残高を共有することができません。
どういうことかというと、SuicaとモバイルSuica、同じアカウントで使うことができないため残高の管理は完全に別々になってしまうのです。
現在使っているSuicaのIDをモバイルSuicaに移行となると、現在のSuicaは利用できなくなります。完全に別物として新しくモバイルSuicaを利用開始する場合にはSuicaをそのまま継続して利用することができます。
モバイルSuicaのチャージに親のクレジットカードは使えない
冒頭で述べたように、モバイルSuicaは12歳以上(小学生を除く)からの利用のみとなっています。つまり小児運賃の適用はないということですね。
そして我が家がカードタイプの大人用Suicaにした理由そのものですが、
モバイルSuicaのチャージに親のクレジットカードは使えません。
もうこれが決定打です。
いくら我が子の支払いだとしても、子供の名義のクレジットカードしか登録ができません。自分でクレジットカードを作れる年齢になるまでは現金からのチャージをするしかないんです。
ちなみに私はモバイルSuicaのチャージにルミネカードを使用していますがルミネカードからは家族カードの発行はできません。
VIEWカードからの家族カード発行はできますが、高校生を除く18歳以上となっています。
つまり親のクレジットカードから中学生高校生のモバイルSuicaの支払いはできないということです。
ルミネカード・VIEWカードでポイントをためてる我が家にはクレジットカードでのチャージができないのならわざわざモバイルに切り替えるメリットは少ないので見送りました。
JREポイントはSuicaとモバイルSuicaで付与率が変わる
Suicaが200円で1ポイントたまるのに対し、モバイルSuicaでの乗車は50円で1ポイント。
モバイルSuicaのほうがJREポイントは圧倒的にたまりやすいです。
ただ中学生だとたまにのお出かけでしか電車は利用しないのでそこはプラスにはならないと判断し、我が家はやはりカードタイプのままでいくことにしました。
高校生以上になったらまた再検討しようと思っています
クレジットカードでチャージしたいときはどうする?
モバイルSuicaにしてしまうとできませんが、カードタイプなら券売機でのチャージ時に親のクレジットカードが利用できます。
スマホの充電が切れたとき改札から出れなくなったらどうする?
実は私これを一回やってしまったことがあります。
夜充電したつもりでできていなくて、朝それに気づかず改札内に入り、電車内でSNSのチェックをしていたところ画面がぷつん・・・(笑)
はい、もう頭が真っ白になりました(笑)
駅について改札のところで駅員さんに相談したところ、もしかしたら出れるかもしれないのでかざしてくださいとのことでかざしてみました。するとピっと普通に出れました!
どうやら一定時間はSuicaの利用ができるらしいのです。
予備電力機能が付いている端末の場合(充電が必要な状態になっても)一定時間Suicaのみ利用できます。ただし、端末の電源をOFFにすると、この機能は使えません。なお、改札を出る前(移動中)に電池が切れても、再充電して電源をONにすれば、改札入場の記録は残っておりますので、そのまま自動改札をお通りください。
モバイルSuica
この予備電力機能があるとバッテリー残量がわずかになってiOSが動作していない状態でも、残りの電力でエクスプレスカードとして設定しているSuicaを処理できるらしいのです。
ではどの機種が予備電力機能付きモデルなのか
わりと最近のiphoneなら予備電力機能がついていると思っていいでしょう。
乗車駅からの運賃を現金で精算→後に端末の電源をONにした状態で、改札係員へ再度お申し出の上、改札入場時のデータを消去
定期券の利用ができない等により負担した運賃の返金や補償はしないとのことなので注意しましょう。
おそらくこの現金での清算には別でカードタイプのSuicaを所持していて残高がある場合は利用できると思います。(確認したわけではないので、確認したら追記しますね)
不要になったSuicaはどうする?
使わなくなったSuicaはみどりの窓口で返却しましょう。
上記の表でも記載した、デポジットの500円、これが返却されますよ。
ただし手数料で220円(税込み)かかります。
残高 | 1000円 | 150円 |
手数料 | 220円 | 220円 |
返金額 | 780円+500円 | 0円+500円 |
Suicaに残高がある場合そこから手数料の220円が引かれます。残高が220円に満たなかった場合は手数料として引かれるものもないので、デポジットの500円のみが返却されることになります。
返却するさいはなるべく残高を使い切ってから返却すると手数料も引かれずお得になります
無記名式のSuica以外は返却のさい身分証明書が必要になりますのでご注意ください。
落とし物の定期券Suicaを知らない人が勝手に返却+返金されたら大変ですよね。それを防ぐためにも身分証明書がないと返却できないことになっています。
まとめ
大人だったらモバイルSuicaがおすすめですが、子供の場合はやはりカードタイプのSuicaがおすすめです。
カードタイプだとなくしたらという不安はあるものの、わざわざモバイルに変更する大きなメリットも見当たらないので我が家を見送っています。
大人子供に関わらず、モバイルSuicaへの変更を迷っている人の参考になったら嬉しいです。
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