これまでに5000話以上読み聞かせをしてきましたが、「絵本の読み聞かせはしなくても良い」と考えています。それは読み聞かせをしたからといって必ずしも本好きな子に育つわけではないからです。
ではそれでもなぜたくさんの本を読み聞かせしてきたのか。うちの息子の成長段階に合わせた本に対する反応、またその頃どんな本を読んでいたのかも合わせてご紹介します。
本大好きっ子に成長中
我が家の息子は現在中学生。
小さなころから絵本の読み聞かせをしてきましたが、本大好きっ子に成長中。同じ本を一日に何十回と読み、体調の良くない日や寝落ちしてしまう日をのぞきほぼ毎日3冊以上読み続けてきました。
正直子供と一緒に本を読んだ時間は私にとってかけがえのない時間となり、今となってはとても大切な思い出となっています。
実際問題本が好きとか嫌いとかに関わらず、その思い出だけでも私には価値ある物となっているので問題なし。親子で幸せな時間を過ごすことができました。
幼少期
布絵本からスタートしました。
なめたり、歯固めのかわりに口にいれたりなんてことも。
最初のころは途中離脱はしょっちゅうで絵本が大好きな子ではけっしてなかったです。
それでもだんだんと絵本を読む時間を楽しむようになり、毎日本を読んでくれとせがむようになりました。
0歳~1歳半
地域のお話会(読み聞かせ)に参加する機会がありましたが、0~1歳半くらいまではしっかり座って最後まで聞くことはできませんでした。ほかに遊びたいことがあればそっちに気がいってしまい集中していられる子ではなかったです。
もちろんしっかりお母さんの膝に座りお話を聞いていられる子たちもいたので、そんな姿をみていると、うちの子はなんで?と比べてしまう自分もいました。なんでおとなしく座って聞いていられないんだろうって。
自然とそういった会には参加しなくなっていきました。
\その頃よく読んでいた本はこちらです/
1歳半~3歳
この頃からだいぶしっかり座って聞けるようにもなり、とくに2歳をすぎてからは読み聞かせはもちろん、ほかの習い事(我が家では体操とリトミック)でも先生の話をよく聞けるようになりました。
ただし習い事に集中できるのはせいぜい1時間程度でしたね。ちょっと長かったり機嫌が悪いときは普通に脱走兵です(笑)
この頃には毎週図書館に通い一度に大量の絵本や図鑑を借りて帰りました。
母子家庭でお金がなかったので図書館は本当にありがたいですね。私は中古新品にこだわりはないのでおさがりでいただいた絵本や、ブックオフやメルカリで購入した絵本も読んでいましたよ。
通信教材のポピーもとっていたので、こちらで届く絵本も何度も何度も繰り返し読んでいました。シール遊びが好きな年ごろだったので、毎月幼児ポピーが届くのをものすごく喜んでいました。
3歳~(未就園児)
この頃になるとかなりしっかり読み聞かせの機会にも座って聞けるようになっていました。幼稚園でのプレ保育(満3歳児)クラスの子でも全員しっかり座ってる、という印象はありません。
やはりまだまだ座って聞けない子もいる中でも、うちの子はしっかり座って聞いていられたと思います。すでに本は大好きな子だったのでなおさらですかね。
幼稚園時代
みんなが園庭で遊んでいる中で一人絵本を読んでいる。なーんてことはなかったです(笑)
どちらかというとおちゃらけていていつも先生からは、「息子くんはムードメーカーでいつもみんなを笑わせてくれています」と言っていただいていました。日中は幼稚園での生活だったので、この頃が一番夜寝る前は絵本の時間!との意識が強かったときだと思います。
幼稚園で教材として購入している絵本を月に一冊持って帰ってくるのですがそれも家で何度も読んでいました。
戦隊モノが大好きだった息子はこういった本も大好きでした。私はとくにこれはダメあれはダメ、と言うことはなかったので、本人の読みたい本を自由に選ばせていましたよ。
うちの息子はウィザードに一番はまっていました。歴代仮面ライダーどれも大好きだったので変身ベルトはたくさん集めてましたよ笑
小学生
長い休み時間には(なるべく)校庭で遊びましょう。がモットーの小学校だったのでクラスのみんなと外遊びを楽しんでいましたが、10分休みなど短い休み時間には常に本を読んでいたようです。雨の日など校庭が使えないときには友達たちと図書館に行き、よく本を借りてきていました。
毎日1冊、必ず家から本を持って学校へ通っていましたね。読む本は低学年と高学年ではかなり変わっていきました。
こちらは小学1年生の教科書にも載っていた絵本です。飼っていたワンコが亡くなったときに二人で読んでおいおい泣いていました。この本も思い出深い本となっています。
低学年
自分で本を読めるようになってからは、読む力をつけてほしくて読み聞かせはやめました。そのかわりに子供が寝る前に本を読んでいる横で一緒に私も読書をするようにしていました。
かいけつゾロリシリーズは鉄板ですよね。
中学年
中学年高学年のころには児童書を読みあさり、本の虫というほどではないようにも感じますが、本好きな子ではあったと思います。
高学年
学年があがるにつれどんどん読む本の難易度があがっていきました。
そして高学年の頃にはシャーロックホームズにどはまり。
小さなころ絵本の読み聞かせ会に一緒に参加していたお友達、我が家と同じように家でも読み聞かせをしていたようでしたが、小学生になり子供伝いで聞いた感じだと”本が好き”といった印象はあまりなかったようです。小学生にあがった頃から、本が好きな子と、そうでない子に分かれてきますね。
中学生(現在)
漫画より小説派。旅行に行くときもキャンプに行くときも本をもっていくような子です。
本人曰く、本があればどこでも時間をつぶせるらしい。
現在はライトノベルにはまっているようで毎月の書籍代が地味に痛いですね・・・。
活字が好き、というよりはアニメが大好きなのでアニメの延長でラノベが好きという印象です。
ただし漫画はあまり好まないようで、いくつかのタイトルは持っているけど本棚は圧倒的にライトノベルで埋め尽くされています。
このライトノベルをしまうために大量の絵本を処分しました。
誤解をされがちなジャンルではあるので親御さんによっては賛否両論あるかと思いますが、一応”文章”ですので我が家はまぁいいかな、というスタンスです。
\息子おすすめのラノベです/
成績について
ここまで本(ラノベだけど)好きだと国語の成績はどうなの?
と聞かれることも多いのですが、国語の成績はまずまずです。5教科の中ではグンを抜いて得意な教科です。意外に思われるかもしれませんが、作文は大の苦手です。
夏休みの宿題の読書感想文、読み終えるのは問題なしですが書き上げるのに苦労します(笑)
逆に活字ばかり読んでいるからか、漢字は得意です。とくに漢字検定等は受けさせていないのですが、今後受ける予定なので、また追記していきます。
シーン別おすすめ絵本
おもに幼児期のシーン別のおすすめな絵本、また知育玩具を紹介していきます。
クリスマスプレゼントにはしかけ絵本
幼少期のプレゼントには必ず本を決めていました。
祖父母からは本人がほしい(欲しいであろう)おもちゃ、私からは本と言うふうに。
クリスマスにはサンタさんのしかけ絵本
たくさんのしかけがあってとても気に入っていました。
やっぱりイベントやシーズンの本を読んであげたいですよね。
誕生日プレゼントには図鑑
祖父母からは本人が欲しい(であろうおもちゃ)を買ってもらい、私からは図鑑と決めていました。
このはっけんずかんシリーズは大好きで全部集めました。中にしかけもあってめくると違う絵がでてくるので楽しかったようです。図鑑デビューするなら間違いなくこれ!
2〜3歳頃の図鑑デビューにおすすめ5選をまとめました。ファースト図鑑として悩まれてるかたいましたらこちらもよかったら読んでくださいね。
お出かけのお供は絵本
よくお出かけのときには2〜3冊の絵本を持ち歩くようにしていました。おもちゃとかで音が鳴ってしまうと電車等乗ったときに周りの人に迷惑になってしまうので。持ち運びに便利な小さいサイズの絵本がおすすめです。
このシリーズは昔からあるやつでブックオフなんかにもあったりします。私は新品にこだわりはなかったのでブックオフで購入しましたよ。
買ってよかった最強絵本
これはもう間違いなく音が鳴る絵本です!
動揺や英語の歌を毎日歌いながら踊ったり。何度も何度も繰り返し使っていました。
少し高めの物になりますが、買って損はないと思います。おすすめです。
1つの歌を日本語と英語両方で聴けるのでとてもおすすめです。英語教育に興味のある方にもおすすめの1つ。
読み聞かせ以外に購入した知育玩具は?
王道ですが大量に購入したのはパズルです。
30ピースの物〜、アンパンマン、戦隊モノ。
パズルはものすごく頭を使うのでいろんなのを集めていました。1ピースでもなくなると完成しないので、収納には気を使っていましたね。おすすめは100円均一で売ってるジップロックです。キッチン用品ではなく文具用品においてある大きめのジッパーつきの袋に収納がシンデレラフィットでした。パズルで遊びながらひらがなの練習にも。
LaQ (ラキュー)という日本製の知育パズルブロック
こちらもよく遊んでいました。
日本製というのも気に入っていましたが、LEGO よりパーツが少なくて頭を使います。
LEGOも集めていました
これは幼稚園時代のときものすごくはまっていたことわざカードです。
ママ:さんにんよれば?
息子:もんじゅのちえ!
こんな具合にことわざを空で言えるまでになりました。ゲーム感覚ではまっていたんだと思います。いまだにこのカードで覚えたほとんどのことわざは言えるそうです。
今はパッケージが変わっていますね笑
どんな子に育つ?本との向き合い方
絵本の読み聞かせをしたからといって必ずしも本好きな子になるかというとそうではないような気もします。
我が家の場合は本自体は好きですが、ジャンルは現在はラノベばかりです。
本好きに、というよりも、本を読むことに抵抗はまったくない子になったという印象です。夏休みの読書感想文で読む本、なかなか読み終えられないということは一切ありませんでした。絵本の読み聞かせとの関連性はわかりませんが、興味がある物事への集中力はあるように感じます。
まとめ
本好きな子供になるように、と思って読み聞かせをしているのならそれは違うかなと私は思っています。というのも、読み聞かせをしたからといって、必ず本好きな子になるとはかぎりません。当たり前ですが子供もそれぞれみな違います。読み聞かせをしていなくても、本が好きになる子だっているし、読み聞かせをしても本が嫌いになる子もいるからです。
だから読み聞かせは必要ない?
ごめんなさい。これは訂正させてください。
「絵本の読み聞かせはしてもしなくてもどちらでもいい」
これが正しいと考えています。
どっちだっていいんですよ。絵本の読み聞かせをするかしないかなんて。毎日読み聞かせをしなきゃとか、一日何冊読んであげなきゃとか。本が好きな子になったほうがいいからとか、漢字に強くなるからとか。そんなことよりも、私は絵本の読み聞かせにたいして「親子の時間の延長でしかない」と考えています。
ただ我が家の場合は、たしかに本が好きな子に育ち、漢字に強くなっています。たまたまかもしれないし、もともと子供の持っているものかもしれない。
それでも絵本の読み聞かせじたいは、子供が本を好きになる”きっかけ”になったかなと感じています。そして何より、一緒に本の世界を旅したあの時間は私にとっても大切な思い出となっています。
だって今思えばあんなキラキラした目で本をみつめ、主人公はどうなっちゃうんだろね?と二人でわくわくしながら想像しあい、ハプニングがあれば二人で”えーーー?”と驚いてみる。なんて可愛くて、なんて愛おしい時間だったんでしょう。
絵本の読み聞かせが絶対必要なわけではありません。お子さんが興味のあることが他にあるのなら、それを一緒に楽しむのでもいいじゃないですか。
大事なのは、今しかない大切なお子さんとの時間を一緒に過ごすことだと思います。
どんなことでも習慣づくりってとても大事なことですよね。とくにおすすめは朝の習慣作りです。azukiblogさんの記事で詳しく朝学習のコツを紹介されているので参考にしてみてください。
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